【幸せなひとりぼっち】ひとりぼっちの周りに集まりはじめる人たち

【作品情報】 題名:EN MAN SOM HETER OVE/A MAN CALLED OVE ジャンル:ドラマ 監督:ハンネス・ホルム 製作国:スウェーデン 上映時間:116分 【あらすじ】 愛妻に先立たれ失意のどん底にあったオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)の日常は、パルヴァネ一家が隣に引っ越してきたことで一変する。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、迷惑な彼らをののしるオーヴェだったが、パルヴァネは動じない。その存在は、いつしか頑なな彼の心を解かしていき……。(シネマトゥデイより) 【感想】 妻に先立たれて子どももいないオーヴェ。 一言で言うと偏屈ジジイ。 お店で店員している時にあんなじいさん来たらめんどくさいなぁって正直思う。 けど、オーヴェがこんな偏屈になった理由が観ていくうちに分かっていき少し理解できるなって思う。 そんな1人で寂しく暮らしていたオーヴェの近所に一家が引っ越してきたことで近所の人たちとの仲も変化していき最後には悲しいけどホッコリするような映画だった。 1.愛妻の後を追うことにしたオーヴェ 59歳のオーヴェは愛妻に先立たれ仕事も首になり人生のどん底にいた。 オーヴェは昔住んでいる場所で自治会長をしていたけど今では近所の人から厄介者的な扱いを受け、オーヴェもそんな近所の人達に高圧的な態度をとっていた。 そんなオーヴェは妻の後を追う為に自殺をしようとするんだけど、ことごとく隣人やら訪問…

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【しあわせのパン】美味しいパンでしあわせになる人たちのお話し

【作品情報】 題名:しあわせのパン ジャンル:ドラマ 監督:三島有紀子 製作国:日本 上映時間:114分 【あらすじ】 りえ(原田知世)と尚(大泉洋)夫婦は、東京から北海道の月浦に引っ越し、パンカフェ「マーニ」を開店する。夫が丁寧にこねたパンに見合う料理を作るのは妻の担当で、いつも季節の食材をふんだんに使った料理がテーブルを彩っていた。そんな「マーニ」には、それぞれ何かしらの事情を抱えた客たちが店を訪れるものの、帰りには不思議とみんな心が軽くなっているのだった。(シネマトゥデイより) 【感想】 「水曜どうでしょう」とか「探偵はBARにいる」とは全く違う大泉洋が見られる映画だった。 コメディ感の強い俳優だけど、この映画では物静かだけど頼りになる理想の旦那さんって感じ。 今までの大泉洋のイメージがガラリと変わるけど、こんな雰囲気もアリだと思う。 むしろコメディ感が強い大泉よりもこっちの大泉洋の方が好きかも。 1.夏の客 北海道の月浦にあるパンカフェの「マーニ」。 旦那さんの水縞くんがパンを焼き、奥さんのりえさんが季節の野菜を使ったパンに合う料理とコーヒーを入れてくれるおしゃれなカフェ。 夏にやってきたのは誕生日に沖縄旅行をドタキャンされたOLの香織。 落ち込んでいた香織だけど水縞くんのパンとりえさんの料理、そして地元の青年の時生と過ごすうちに傷心した心を癒していく。 香織と時生は次第に惹かれあって行き、香織が東京へ戻る日に時生…

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【LION/ライオン~25年目のただいま~】25年間迷子だった男性の実話

【作品情報】 題名:LION ジャンル:ドラマ 監督:ガース・デイヴィス 製作国:オーストラリア 上映時間:119分 【あらすじ】 インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。(シネマトゥデイより) 【感想】 25年前にインドで迷子になりその後オーストラリアに養子に出されたサルー。 5歳で迷子になったため住んでいた地域の名前もわからず母親の名前も分からず・・・。 オーストラリアで不自由の無い暮らしをしていたけど、自分の出自が気になり始めGoogle Earthを使って自分の出身地を調べ始める。 このフィクションみたいな内容の話が実話と言うことにびっくり。 映画用に少し脚色しているみたいだけどほぼ内容は合っているらしい。 映画の最後にサルー本人と実母、養母が出演していて実話なんだなぁと実感した。 1.兄と離れ離れになるサルー 兄が夜出稼ぎに行くことになり、5歳のサルーは家で留守番をするように言われるけど自分も手伝いたいと無理に兄と一緒に出稼ぎに行く。 けど夜なのでサルーは眠気に襲…

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【92歳のパリジェンヌ】92歳のおばあちゃんが尊厳死を貫き通す

【作品情報】 題名:LA DERNIERE LECON/THE FINAL LESSON ジャンル:ドラマ 監督:パスカル・プザドゥー 製作国:フランス 上映時間:106分 【あらすじ】 助産師として働き、子供や孫にも恵まれたマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)。まだ元気だが、最近は一人でできないことも増えてきた。ある日、92歳の誕生日を祝うために集まった娘たち家族を前に、2か月後にこの世を去ることを宣言する。最初は反対していた家族も心を動かされていき……。(シネマトゥデイより) 【感想】 実在した人物をモデルに執筆された小説を映画にしたこの作品。 テーマが尊厳死についてだから結構重かった。でも、必要以上に重苦しい雰囲気になるわけじゃなくて観やすいと言えば見やすい映画だったかも。 この映画を観て尊厳死って難しい問題だなとすごく思った。 当事者としては老いていき、日々できない事が増えて行くことに絶望し弱っていくよりか自分で人生を終わらせたい。周りの家族や友人からしてみれば1日でも長く生きてもらいたいという思い。 どっちの気持ちも正しいと思うから本当に難しい問題だと感じた。 1.92歳の誕生日パーティー 92歳になったマドレーヌは家族に2ヶ月後に尊厳死をすると宣言する。 この宣言をした事でお祝いの席がお通夜のような雰囲気に…。 当然家族はこのマドレーヌの思いを理解することができず、マドレーヌが老人性鬱になっているのではと思ってしま…

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【はじまりへの旅】何事もほどほどにすることが大事ということがよくわかる作品

【作品情報】 題名:CAPTAIN FANTASTIC ジャンル:ドラマ 監督:マット・ロス 製作国:アメリカ合衆国 上映時間:119分 【あらすじ】 アメリカ北西部の森の奥深くで、6人の子供と暮らしているベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)。子供たちは社会と接点を持っていないが、厳格なベンが課す特訓と熱心な教育によって全員がスポーツ選手並みの体力を誇り、6か国語を自在に話し、長男に至ってはあらゆる名門大学に合格していた。そんな中、入院していた子供たちの母レスリーが他界し、一家は葬儀が行われるニューメキシコへ向けて旅に出ることに。およそ2,400キロメートルもの長い道のりを行く彼らだが、世間知らずゆえに先々で騒動を起こしてしまう。(シネマトゥデイより) 【感想】 コメディのジャンルに分類されていたんだけど、全然コメディじゃなかったわ。 シリアスってほどではないけど、コメディ映画のように軽くは観られなかったな。 人の価値観って色々あるし、何が正しくて何が正しくないかってすごいあいまいなんだなぁって感じる映画だった。 ベンの考え方に共感できる部分もあるし、それは違うんじゃないかと思う部分もあったり…。とにかく見終わった後に私の中で何事もやりすぎは良くないという結論に至った。 1.山の中で6人の子どもと生活するベン 森の中で外の世界を遮断して家族だけで暮らしているベン。 たまに町へ出て郵便物の確認をしたり、作ったものを売りに行く以…

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【僕と世界の方程式】自閉症の少年が数学オリンピックに出場するまで

【作品情報】 題名:X+Y ジャンル:ドラマ 監督:モーガン・マシューズ 製作国:アメリカ合衆国 上映時間:111分 【あらすじ】 他人との意思疎通は苦手だが、数学に関しては突出した才能を誇る少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)。母ジュリー(サリー・ホーキンス)はその才能をさらに伸ばそうと、息子への個別指導を数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に頼む。やがてネイサンは、国際数学オリンピックのイギリス代表チームのメンバーに選出されるまでになった。台北での合宿に参加した彼は、そこで中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う。(シネマトゥデイより) 【感想】 自閉症の男の子が数学オリンピックに出場して金メダルを取る話なのかなぁと思ってたけど、もっと深い内容の話だった。 数学が得意というかめちゃくちゃできるから、小学生の時から高校の先生に数学を教わり高校生になってから数学オリンピックに出場するために努力してきたネイサン。 そんな、ネイサンとネイサンを取り巻く人達との関係がとても素敵な映画だった。 1.自閉症と診断されたネイサン ネイサンは小さい頃に自閉症と診断されたけど、父親がすごい理解のある人でいつもネイサンを笑わせたりネイサンのそばに寄り添ってくれる人だった。だけど、ネイサンと一緒に車で出かけている時に事故に遭い亡くなってしまう。 ネイサンの母親もネイサンを理解しようと必死だけど、日々の生活にいっぱいいっぱいで次第に…

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