【笛を吹く男】ホラー版ハーメンルの笛吹き
【作品情報】
題名:THE PIPER
ジャンル:ホラー
監督:キム・グァンテ
製作国:韓国
上映時間:107分
【感想】
何が怖いって人間が一番怖いよねって思わされた。
そして、誰も救われないラストで映画自体は面白いけど結末が胸糞悪くて酷かった。
登場人物みんな死亡というか死に向かっていくラスト。
何も罪のない子ども達まで犠牲になるからね…。
観終わった後に重く嫌な気持ちになる映画だった。
1.とある村へたどり着く親子
息子の病気を治す為にソウルへ向かっていた楽士の男。
道中ある村へたどり着き、そこで村人達と仲良くなりネズミの駆除をする事に。
ネズミの嫌いな匂いのする薬と特技でもある笛の音を使い、見事ネズミを駆除することができたが村長に騙され酷い仕打ちを受け報酬も支払われないまま息子と共にムラを追い出されてしまう。
村長がとにかく一番悪人って感じ。
村人の気持ちをうまく操作して楽士をアメリカ人のスパイだと思わせてみんなで暴行したりね。
村長の息子に至っては笛を吹くのには欠かせない大事な楽士の指をナタで切り落とすし。
村長と息子は人の心を持っていないのかと思ったわ。
一通り楽士をリンチして金と食料は入れてあると荷物を渡し村を追い出す村長。
でも、金は偽物でカバンに入れた握り飯には毒を入れていたという鬼畜っぷり。
楽士はその後気絶をして、そな間に息子が握り飯を食べて死んでしまう。
もう本当酷いよね。
ネズミを駆除し…