【グッバイ、サマー】少年たちの爽やか映画かと思いきや…

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【作品情報】
題名:MICROBE ET GASOIL/MICROBE & GASOLINE
ジャンル:青春
監督:ミシェル・ゴンドリー
製作国:フランス
上映時間:104分


【あらすじ】
見た目が女の子っぽく、級友にチビとからかわれる14歳のダニエル(アンジュ・ダルジャン)は、悶々とした日々を過ごしていた。ある日、目立ちたがり屋で機械いじりが趣味のテオ(テオフィル・バケ)が転校してくると、周囲から浮いた存在の二人は意気投合する。うんざりするような日常から抜け出そうと、彼らはスクラップを集めて作った“動くログハウス”で夏休みに旅に出る。(シネマトゥデイより)


【感想】
かわいいパッケージで、予告もいい感じだったからレンタルしてみたんだけどラストが何だかハッピーエンドとか言えない感じでモヤモヤしちゃった。
途中までは本当に2人の少年の冒険ストーリーっぽくて安心して見られるんだけどね。ラストが重い。
大人に振り回されてる少年がその状況を抜け出そうと頑張るけど、結局大人の力には勝てない。そんな感じの映画だったと思う。



1.転校して来たテオと意気投合するダニエル


見た目が女の子っぽくて同級生からからかわれるダニエルは転校して来たテオと意気投合して2人で車を作り夏休みに旅に出る計画を立てる。
当然14歳が車を運転する事は法律で禁止されているから2人は車だとかわからないようにログハウス風の車を作ることに。
このログハウス風の車が結構クオリティ高かったんだよね。
警察にバレないようにレバーで車輪が隠れるようになってたり、普通にガソリンで動くようになってるし。
そして、警察にバレるかと思いきやバレないという…。
2人が車を作って旅をする青春映画だと思ってたけど、2人の家庭環境が問題アリアリで逃げ出したくなるよなぁって感じだった。
ダニエルは母親が過干渉で鬱陶しいし、兄貴はパンク趣味で暴力的。
でも意外と兄貴はいい奴だったな。ダニエルが旅に出ることを知ってスマホを持たせてくれたし。そのスマホはダニエルが野糞した時に一緒に穴に埋められちゃったけど…。
そんでテオの家族がね…。あれは逃げ出したくなるわぁって感じ。
母親は精神疾患を患って、父親のスクラップ工場を手伝うテオだけど頻繁に父親から怒鳴られたりしていて家庭環境が悪い。
そんな問題アリの家庭で育った2人が意気投合するのもわかる気がする。



2.車が完成して旅へ出る2人


ログハウス風の車が完成して家族に黙って旅に出るテオとダニエル。
最初は順調なんだけど、後々トラブルが出てくるよね。
まず車の重量が重くて坂道が登れない。目的地まで行くのに坂道を迂回していかなければいけなくなったり、ダニエルが髪の毛を切ろうとして怪しい店に入ったり。挙げ句の果てにせっかく作った車が燃やされる展開にはちょっとびっくり。
焼かれたけどまだ動く車にまたびっくり。その車も橋から落ちて壊れちゃうんだけどね。
かなり遠くまで来た2人は家に帰る手段がなくなるんだけど、急遽参加した絵画コンテストで2位になり飛行機のチケットをゲットした。
無事に家に帰ることができたけど、黙って旅に出たもんだからそこでもトラブルが…。
テオの母がこの度の間に亡くなっていたというかなり衝撃的な展開。
母親が亡くなっている間連絡も付かず、いなかったテオに父親が怒りテオは家を離れていた兄の元で暮らすことになりダニエルとは離れ離れにかってしまう。
これから2人は親友として一緒に過ごして行くもんだと思ってた。
大人に振り回されている生活が嫌で旅に出て、戻ってきたら大人の力に抗えなくて離れ離れになってしまうラストでハッピーエンドとは言えなかった。でも、そんな2人特にダニエルがこの旅で成長したなって、これから何か変わって行くかもしれないと予感させるようなラストだったとも思う。


【見どころ】
テオとダニエルが廃品を使って車を作り始めて旅をするシーンは青春って感じですごく良かった。
最初と最後が重いけど。
旅に出るまでは2人の家庭環境の悪さだったり、学校でからかわれたり、ダニエルは見た目が女の子みたいだから好きな女の子から相手にされなかったりと鬱々としそうなシーンが多かった。
ラストも2人が離れ離れになって終わっちゃうし…。
ハッピーエンドじゃないからリアルな青春映画だったかも。

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